今週水曜日に、地元ワーナーにて観てきました。
本当は地元ワーナーでは公開されていない「プルーフ・オブ・マイライフ」を観る予定でしたが
病院が予想外に混雑していたため間に合わず(>_<)

でもこれも、原作を読んで、予告を見て、とても観てみたかった映画でした。

うーん・・・物語は温かいのです。
寺尾聡さん、吉岡秀隆さん、深津絵里さんは、とてもよかった。
何が違和感というか「う~ん」だったかというと・・・
朝丘るり子さんと、加古隆さんの音楽。

博士の人生において、朝丘るり子さん演じる義姉の存在は
必須ですし、そのエピソードも重要なものなのはわかっているのですが
なんだか強調の仕方が過剰というか・・・・・・余計?
その分ルートと家政婦である母と博士とのエピソードをもっと入れればいいのに
と思ってしまいました。
そして・・・加古さんの音楽はすばらしいのですが・・・基本的に暗重系なんですよ。
NHKスペシャルとかのテーマが重い系に合う音楽を作る方なので。
重厚感がありすぎて、ほんわかあったかな予告編のイメージと読後感を持って
観ていた私には・・・違和感でした。

それ以外は、博士の温かさや、数学嫌いの私ですら引き込まれる吉岡さん演じる
大人になったルートの語り口など、とてもいい映画でした。
よかっただけに・・・・く~っなんか悔しいような気がしてしまいます。

これは、迷ったらレンタル待ちでOKだと思われます。
もしくは本がいいかな、と。
ただ、本では「むむー???」だった数式の不思議、美しさ、面白さは映画の方が
わかりやすくて感動できます。
(これって数学苦手の私だけでしょうか?)

博士の愛した数式